こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
目次
生理痛や体の不調|ご相談内容
Hさん:20代前半女性で保育士をしています。
毎月くる生理痛にとても困っています。
生理前からくる腰の痛みや胸の張り、生理中には起き上がれないほどのお腹や腰の痛みが襲いかかります。産婦人科の先生には子宮に異常はないため、冷えに気をつけて生活しましょうと言われているだけです。
白湯を飲む、湯たんぽをつかうなど、ネットによくある身体を温めるグッズなど試してきました。
生理の辛い中でも試せるような効果的なことがあれば、是非教えてください。
回答
初めまして、愛知県西尾市で整体院を営んでいます爽快整体院院長の内田と申します。
Hさんの「生理痛や体の不調」のお悩みお察しいたします。
当院にも生理痛、体の不調でご来院され、改善されている患者様が多いですので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
*生理前からくる腰の痛みや胸の張り、生理中には起き上がれないほどのお腹や腰の痛みが襲いかかります。産婦人科の先生には子宮に異常はないため、冷えに気をつけて生活しましょうと言われているだけです。
→ 産婦人科の先生が言われるように、子宮には異常が見られないのであれば、体の冷えに気を付ける対策はとても重要です。
生理中は、生理痛、頭痛、腰痛、吐き気など人によってさまざまな不調の症状が起こります。原因の1つとして、プロスタグランジンというホルモンの作用があげられます。
体が冷えると、血行が悪くなり、生理痛が悪化します。子宮の筋肉が凝り固まった筋肉になり、収縮性が低下するためです。体外に子宮内膜がスムーズに排出できないと、プロスタグランジンの分泌量が増加します。骨盤内にプロスタグランジンが滞るため、痛みが強くなるわけです。
生理期間中は、生理前よりも基礎体温が下がるうえ、プロスタグランジンの影響で血管が収縮するため血行が悪く、体が冷えやすい状態です。冷え性の人はもちろん、誰もが生理中は体が冷えやすいことを考慮して、体が冷えないように注意するようにしましょう。
生理中の不調を和らげる冷え対策
①子宮を温める
生理中の不調を和らげるには、子宮を温めましょう。カイロや腹巻き、毛布、ひざ掛けなどを使って、お腹や骨盤周辺を温めると効果的です。血流が良くなり、プロスタグランジンの分泌量を抑えられ、生理痛の軽減が期待できます。
②体を出来るだけ冷やさない
生理中の不調を和らげるには、日中も体を冷やさない工夫が必要です。強い冷房、冷たい飲食物、薄着を避けましょう。
➂適度な運動をする
生理中の不調を和らげるには、適度な運動を取り入れることも効果的です。全身の血流が促され、血行がよくなります。骨盤内の血流がよくなり、痛みが軽減します。
④姿勢をよくする
生理中の不調を感じる際は、姿勢に気をつけることも大切です。痛みを減らそうとするために背中が丸まったり、体が緊張したりしますが、この姿勢は血流が悪くなり、痛みを悪化させることがあります。猫背にならないように、背筋を伸ばして、お腹のこわばった力を抜くように心がけましょう。
骨盤を立てる姿勢も理想ですよ。生理痛がつらくて眠れないときは、お腹や腰周りがリラックスできるように横向きで寝る姿勢がおすすめです。
⑤ツボ押しの効果
ツボを刺激して、不調を和らげる方法もあります。セルフケアの方法として、ツボ押しとツボを温めるツボ温熱療法があります。どちらも気持ちよく、心地よい強さ・温度で刺激しましょう。生理予定日の1週間ほど前から始めると良いですよ。
・合谷(ごうこく):手の甲側の親指と人差し指の間
・三陰交(さんいんこう):内くるぶしの高いところから、指4本分上
・照海(しょうかい):内くるぶしの高いところから、親指1本分下のくぼみ
ツボを押すときの力加減は、疲れを取りたい時には気持ち良いと感じる、軽いタッチで息をゆっくりと吐きながら押します。
痛みやコリなどを解消させたい時には、痛気持ちいい程度にやや強めに押すと効果が出やすくなります。
⑥ホルモンバランスを良くする
あともう一つの重要な点はホルモンバランスを整えて、血流も良くしてあげることだと思います。
ホルモンバランスを整えるためには、Hさんの生活のリズムを整えてあげることが大切です。
22:00~2:00の間は床に就いていた方が、成長ホルモンが分泌されやすい時間です。そして1日7時間睡眠をとっている方が体調も整いやすくなりますよ。
1日に15分くらいは太陽の光を浴びてセロトニンの効果を得ていくこともお勧めです。気持ちもリラックスできるようになると思いますよ。
生理中の不調は、冷えが原因となりさらに悪化させることがあります。生理中の不調を和らげるには、冷え対策が欠かせません。子宮を温める、ゆっくり入浴する、日中も体を冷やさないといったセルフケアを、日常的に取り入れてみましょう。
また、生理痛に関しては以下の原因が関わっているかもしれません。
骨盤の歪みから、骨盤の底から内臓を支えている骨盤底筋もゆるんでいるために内臓下垂があるかもしれません。
骨盤のゆがみを自分でチェック
腰回しの運動で骨盤のゆがみをチェックすることができます。回すときに違和感がある方向が、ゆがみが大きい状態です。急に勢いよく回さず、ゆっくり腰を回すのがポイントです。
1. 足を肩幅の広さまで開き、顔や体をまっすぐに向ける
2. 手は腰に当てて左方向に5回大きく回す
3. 同様に右方向に5回大きく回す
座って体をひねる
座るときは床にお尻の骨をつけて骨盤を立たせ、両足をひらいて体を左右にひねります。ひねったときに違和感があると、骨盤がゆがんでいる状態です。ひねるときにお尻を浮かさないよう注意しましょう。
1. 両足を開き気味に伸ばして座る
2. 左手をお尻のうしろに置き、右手は股の間に置く
3.体を左側にひねる
4. ひねった状態で右手を左手の上に置く(両手がお尻のうしろで重なった状態)
5. 息を吸いながら元の位置に体を戻す
6. 3~5の動作を逆方向にも行います。
骨盤の歪みを感じられた場合以下の方法をやってあげてみてください。
骨盤の歪みをセルフケアで良くする方法
①肩と両腕を床につけて、左膝を胸に近づける。踵(かかと)は床につけたままです。
②ゆっくりと右脚を横に倒していきます(骨盤を開く姿勢)。止まったところでそのまま10秒維持していきます。
③次にいったん左膝を立てるところに戻して
④ゆっくりと膝を下向きに倒し、踵は外側、膝は内側に入れて止まったところでそのままの姿勢を10秒維持していきます。
これ(①~④)を左脚2回。右脚でも同じように2回行います。
左右の脚ともに終えたら、脚を伸ばした状態で脱力をして1分間ほど静止しておきます。こうすることで骨盤に歪みの出ている人も正しい位置に骨盤が整っていきます。
体全体の血流を良くしていきましょう
手の指先の血行を良くするために姿勢を良くして肩関節を動かす機会(運動や体操)を増やしてあげることも良いと思います。
また背中の筋肉や腹筋が少ない方は背中や腰に負担が蓄積されてしまいます。意識的に席を離れて身体を動かしてあげる時間も作ってみてください。
に気を付けて、筋力を増やしていけば体全体の体温が徐々に上がりやすくなってくると思いますよ。
まとめ
Hさんの「生理痛や体の不調」のお悩みが徐々に改善されて、ホルモンのバランスが整えられますよう祈っています。
分からないことがありましたら、またお気軽にお問い合わせくださいね。
西尾と蒲郡の整体は爽快整体院にお任せください!
辛い腰痛・肩こり・側弯症・O脚・産後の骨盤を改善に導きます♪
爽快整体院 院長 内田勇樹
住所:愛知県西尾市西幡豆町池下71番地7
TEL(0563)62-5585
【西尾市西幡豆町の爽快整体院 】
https://soukaiseitai.arigatou-jinsei.jp
【産後骨盤矯正は西尾の爽快整体院で解決します!】
https://soukaiseitai.jimdofree.com