こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
目次
冷え症・肩こり|ご相談内容
Iさん:会社員、34歳、女性です。
一人、3歳になる娘がいます。
3年前に出産した後から、冷え症と肩こりに悩まされています。
暖かい時期にはそれほどつらくないのですが、寒い季節になってくると、風呂上がりや寝起きにひどい冷え症で足と手先がとても冷えます。
また、肩が固まったように動かなくなり、痛くなります。
何が原因でこのようになってしまうのかがわかりません。
また、改善法はあるのでしょうか?教えてほしいです。
整体などでよくなるものでしょうか?
回答
初めまして、愛知県西尾市で整体院を営んでいます爽快整体院院長の内田と申します。
Iさんの「冷え症と肩こり」のお悩みお察しいたします。
当院にも冷え症や肩こりでご来院されて多くの患者様が改善されていますので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
*暖かい時期にはそれほどつらくないのですが、寒い季節になってくると、風呂上がりや寝起きにひどい冷え症で足と手先がとても冷えます。
また、肩が固まったように動かなくなり、痛くなります。
→お部屋の空間が広すぎたりして、室温が下がっているお部屋だとお風呂上りなどでも冷えやすくなってしまわれると思います。出来るだけ保温できるような格好、環境を作られることもおすすめいたします。
また普段から運動等をされていませんと、筋肉の収縮が少なくなり、血流が良くなりません。ぜひ日頃から習慣的に運動や体操を行ってみてくださいネ。
Iさんの冷え症の原因を考えてみましょう
まずは人の体温を上げるためにはどうしたら上げられるのか、基本に戻って考えてみると、どうしたらよいのかがわかりやすくなると思います。
筋肉量が少なかったり運動量が少ない人は体温が低めで、冷え症になりやすいです。
日頃家でも職場でも、運動する環境を作ってみることがお勧めです。
私自身も自宅兼整体院で平日は仕事をしながら過ごしていますので、家トレを実践して良い体調が続くように心がけております。
冷え症を改善させる方法
ふくらはぎの筋肉をよく動かしてみる
デスクワークの方でも仕事をしながら、ふくらはぎの筋肉を伸縮させて足からの血行を良くすることも可能です。
つま先立ち、 踵立ちの運動がありますので、ぜひ試してみてください。エコノミークラス症候群の予防などにも役立ちます。
つま先立ち踵立ちを交互に1時間毎に1セット(10回)行って頂けると良いと思います。この方法は簡単ですし、習慣づけていけば、効果が期待できるのでお勧めです。
手の指先の血行を良くするために姿勢を良くして肩関節を動かす機会(運動や体操)を増やしてあげることも良いと思います。
また背中の筋肉や腹筋が少ない方は背中や腰に負担が蓄積されてしまいます。意識的に席を離れて身体を動かしてあげる時間も作ってみてください。
体全体の血流を良くしていきましょう
加齢と共に筋力が落ちてしまい、今よりも足の冷えや体の冷えが顕著に出てしまうのは、Kさんも避けていきたいことではないでしょうか?
そのためには、足先だけでなく体全体の血流を良くしていくことも大切です。体全体の血流が良くなると体温も上がり、免疫力を高められます。
体の中心から体温を上げるために良い運動のひとつに、アブアイソメトリックという筋トレがあります。
体幹に最大20秒間、同じ姿勢を保つことによって、腹筋と背筋を同時に鍛えていくことができるからです。そして女性の方でも、初めての方でもやっていけるところが良いですね。
自宅で簡単にできて、続けやすい筋トレにアブアイソメトリックがありますのでお勧めだと思います。
アブアイソメトリックのやり方
1.四つん這いになり、両肘、両膝を床に付けます。
2. 両肘を床に押し付けて両膝を浮かせて姿勢を一直線に保ちます。顔は正面に向け、この状態を20秒間保ちます。
(腹筋がプルプルしてくる実感があります)
家トレを行いながら姿勢に気を付けて、筋力を増やしていけば体全体の体温が徐々に上がりやすくなってくると思いますよ。
血流が悪くなっている習慣を正していくためには、それなりの時間が必要になっていきますので、その部分の心構えをなさってみてください。
肩こりを改善させるためにお勧めな運動には、肩の三段回しや肘の回旋運動があります。
肩の三段回し
1.両手を合掌をして左右の肘を肩の高さまで挙げていきます。
2.そのまま左右の肩甲骨を近づけるように、両腕を後ろに止まるところまで水平に動かします。
3.止まったところで両腕を体の前で降ろし 、 両手でパンと手を合わせます。これをまず5回繰り返します。
お相撲さんが土俵入りの際に手を動かす姿を連想してみると分かりやすいと思います。
肘の回旋運動
1.両手の四指を肩に当てます。
2. 前側にぐるぐる10回まわしていきます。
3.次に後ろにもぐるぐる10回まわしていきます。肩関節が全方向に動かしていけるので柔軟性が高まります。
あとは睡眠時間が少ない人も肩こりや頭痛が出ることが多いです。横になっていただいている時が頚の筋肉を休めてあげられる大事な時間です。理想の睡眠時間は7時間は取れるようにしてあげてください。前日の老廃物が尿と一緒に翌日出てくれやすくなるので痛みやだるさを解消していく方向にむかいやすくなります。
まとめ
ここまでたくさんお伝えいたしましたが、一つずつ出来るように初めて1週間たったらまたひとつ増やすといった具合にしてみてあげると良いと思います。
私も毎日実践していることですが、これらをすべて行っても10分以内で体操を完了させていますし、気持ちが良いので朝、昼、晩と行う時もありますよ。
セルフケアを行いながら姿勢に気を付けて、休日の時には気分転換の効果もあがりますので、体全体を使う運動も時々なさるようにしてみてくださいね。
当院がお近くであればぜひお尋ねください。お近くでない場合には評判の良い治療院に行ってみることも良いかもしれません。
セルフケアを行うことは、今後Iさんの身体を良くしていくためには大切なことです。「肩こりと冷え症」が良くなるまでにはお時間がかかることと思いますが、焦りすぎずに生活環境を整えてあげてみてください。
肩こりと冷え症が改善していけますよう祈っております。 何かまた分からないことがございましたら、またいつでもご質問くださいね。
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爽快整体院 院長 内田勇樹
住所:愛知県西尾市西幡豆町池下71番地7
TEL(0563)62-5585
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