こちらは爽快整体院のQ&Aの回答になります。全国から寄せられるご質問に対してお答えさせて頂いております。
目次
突然の肩の痛み、五十肩かも|ご相談内容
Kさん:在宅ワークをしている50代の主婦です。
朝起きたら肩に激痛が走り、寝返りをうつこともできないくらいの痛みに襲われました。
肩が痛すぎて腕が上がらず、洗濯物を干すのに時間がかかる毎日です。
肩の痛みに襲われて、もう1か月くらいになるのですが、少し痛みが引いたり、また朝起きたら、激痛が走ったりの繰り返しで、シップを貼っているのですが、五十肩かなと思ってしまい、病院へは行っていません。
どうやったら、痛みから解放されるでしょうか?
回答
初めまして、愛知県西尾市で整体院を営んでいます爽快整体院院長の内田と申します。
当院にも肩の痛みや五十肩改善のためにご来院され、改善されている患者様が多いので、ご参考になればと思い投稿させていただきました。
客観的に症状の原因を見つけてもらうことも大切です。
同じような痛みの種類で腱板損傷であったり、ひどければ断裂の可能性もあったりします。今の症状を知り、必ず合った施術や治療をして頂くことが、早期の改善につながることと思います。
腱板損傷は、腕を挙げる際に 横から上げ90度ぐらいで痛みを感じるが、90度を 超えると、腕・肩の痛みが軽減することが多いです。
その辺を病院でまず確認できるようにしてみてくださね。
五十肩の症状は?
腕を動かそうとしたときなどに突然、肩に激しい痛みが起こり、腕を上げる、後ろに回すなどの動作がしにくくなるのが特徴です。
四十肩・五十肩になると、腕をねじったり上げ下げすると肩に痛みが起こり、思うように動かせなくなります。
そのため、シャツを着る、髪を結う、帯を結ぶなどの動作がしづらくなります。肩の背中側を手で押してもあまり痛くありませんが、肩の胸側を押すと強い痛みを感じるのが特徴です。
肩こりと五十肩との違いは?
筋肉疲労か関節の炎症かの違いです。
肩こりは悪い姿勢や緊張などによって肩や首の筋肉が疲労し、血液の循環が悪くなって、肩に痛みや張り、だるさが発生するものです。
一方、五十肩は、おもに次の3つのケースで発症します。
・腕の筋肉の先端にある腱の炎症(上腕二頭筋の腱炎)で起こります。
・上腕骨頭を取り巻く幅広い筋腱組織「腱板」が損傷、または断裂を起こした場合に起こります。
・骨と腱板の間にある「肩峰下滑液包」が炎症を起こしたり(肩峰下滑液包炎)、石灰がたまった(石灰沈着)場合に起こります。
五十肩の改善及び予防方法
日常の予防としては、肩関節は年齢とともに可動域が狭くなりますから、普段から適度な運動を習慣にし、肩関節を無理をしない範囲で動かすよう心がけてください。全身をゆっくりと伸ばすストレッチもおすすめです。
四十肩・五十肩は突然起こるのでなく、肩に違和感やしびれ感があるなどの前兆があります。これを見逃さず、起こったら肩関節を適度に動かしたり温めることで、症状の進行を抑えることができます。
お勧めな運動には肩の三段回しや肘の回旋運動があります。
肩の三段回し
1.両手を合掌をして左右の肘を肩の高さまで挙げていきます。
2.そのまま左右の肩甲骨を近づけるように、両腕を後ろに止まるところまで水平に動かします。
3.止まったところで両腕を体の前で降ろし 、 両手でパンと手を合わせます。これをまず5回繰り返します。
お相撲さんが土俵入りの際に手を動かす姿を連想してみると分かりやすいと思います。
肘の回旋運動
1.両手の四指を肩に当てます。
2. 前側にぐるぐる10回まわしていきます。
3.次に後ろにもぐるぐる10回まわしていきます。肩関節が全方向に動かしていけるので柔軟性が高まります。
特にお風呂上りに行うことも効果が上がります。
まとめ
身体が硬いままだと血流が悪くなり、老廃物の排出も遅くなりますので、セルフケアを行いながら肩関節や体全体を動かす運動も時々なさるようにしてみてくださいね。
早期回復につなげるために、当院やKさんの近くの評判の良い治療院で施術を受けてみることも良いと思います。
Kさんの 肩の痛みが改善されますよう祈っております。また分からないことがございましたらお問い合わせくださいね。
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爽快整体院 院長 内田勇樹
住所:愛知県西尾市西幡豆町池下71番地7
TEL(0563)62-5585
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