老廃物が身体に溜まりやすくなるとどうなるの?

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目次

老廃物が身体に溜まりやすくなって及ぼす影響

皆さんは老廃物の事ってどのくらい知っていますか?

老廃物が身体に溜まりやすくなるとどうなるのでしょうか?

①腸内に老廃物が溜まり長い間排出されずに残ってしまうと口臭や体臭の原因になります。

②老廃物が溜まると血行が悪くなりますので、正常に肌の新陳代謝が行われにくくなり、ニキビや肌荒れができやすくなります。

③血行が悪くなりますので、腰痛や肩凝りを起こしやすくなります。

④老廃物はリンパ管に乗って体外へ排出されるのですが、血行が悪くなり、リンパの働きが衰えると身体に老廃物が溜まってしまいます。本来汗や尿で排出されるはずの水分が一緒に溜まりやすくなってしまい、身体がむくんでしまう原因になります。

⑤身体がむくむと血行が悪くなり新陳代謝が低下することにより太ってしまいます。

⑥尿酸は関節に溜まりやすい特徴があります。重力の影響で下に落ちて、足指の付け根に集まりますので、痛風になると足指の付け根が痛くなります。

⑦姿勢が悪い人や人との会話が少ない人は表情筋が衰えるので老廃物を顔に溜めやすくなります。老廃物はリンパ管を通って排出されるのですが、このリンパ管は筋肉の収縮によって動いています。つまり筋肉を動かさないと老廃物を外に出すことができず溜まりっぱなしになってしまいます。

老廃物ってどんなもの?

アンモニア

タンパク質は骨や筋肉や血管はもちろん、毛髪や歯などほとんどのものを構成するのに必要な栄養です。このタンパク質がアミノ酸に分解されエネルギーとして使用され、不要となったものはアンモニアに変わり、血液によって腎臓へ運ばれ尿として排出されます。アンモニアは毒素なので溜まると体内の免疫力を低下させてしまいます。

尿酸

尿酸は抗酸化作用が高いのでアンチエイジング効果を考えるとある程度は必要です。なぜ良くないのかというと、たくさん「溜まる」からです。その元となるものが痛風などの病気でよく聞く「プリン体」なので身体に害があるのがわかります。尿酸がたくさん溜まると血液中に活性酸素が増えるので老化を促進させてしまうのです。

クレアチン

私たちは酸素や栄養などを身体に取り入れ活動しています。このとき筋肉を動かすのに使用されるのがアミノ酸ですが、使用後はクレアチンという物質に変わります。クレアチンは血液によって腎臓へ運ばれ尿として排出されます。このクレアチンが排出されないと身体に毒素が溜まり生活習慣病のリスクを高めます。

有害ミネラル

有害ミネラルとは水銀・鉛・ヒ素・アルミニウム・カドミウム・ベリリウムの6つを示します。こんな害があるものを自ら摂り込むわけがないと思いがちですが、私たちは気付かないうちに大気(排気ガス)や土壌(食べ物)などから少しずつ身体に取り込んでいます。この有害ミネラルはその他のミネラルの働きを邪魔するので老化を促進させてしまいます。

どんな人に老廃物が溜まりやすいの?

・運動不足や運動が嫌いでしていない人

加齢に伴い新陳代謝は低下するのですが運動をしないとさらに筋肉量は低下してしまいます。

・過食気味の人

眠っている間も胃腸が休むことはありませんが、常に食べているとさらに胃腸を酷使しているため老廃物が溜まりやすくなります。

・偏った食生活をしている人
インスタント食品やファストフードは手軽ですがコレステロール値や糖質が異常に高いです。またバランスの悪い食生活は血行も悪くしていきます。

・便秘がちな人

不要なものをいつまでも体内にとどめるのはよくありません。どの器官も大事ですが腸は脳の指令なく働くことができる臓器なので第2の脳とも言われるくらい重要な場所です。腸内環境が整っていないと身体に支障をきたしてしまいます。

老廃物を身体にため込まないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか?

・どのように作られたのか分からないものやタバコなど身体に害があるとわかっているものは取り込まないのがいちばんです。

・老廃物のほとんどは便や尿や汗から排出できるので意識して水分を摂って、外に出すようにしましょう。

・規則正しい生活で腸内環境を整えましょう

バランスの良い食事はもちろん夜に寝るべき時間に眠り交感神経系と副交感神経のバランスを良くして、腸内環境を整え排便を促しましょう。善玉菌を優位にするために食物繊維(イモ類・海藻類など)や発酵食品(納豆やキムチやヨーグルトなど)やオリゴ糖(バナナやアスパラガスなど)を積極的に食べるのもよいです。またシャワーで済まさず湯船に浸かって身体を温めることもおすすめです。規則正しい生活はストレスをも解消させてくれます。

・ふくらはぎの筋肉量を増やす

工夫をすれば特別な運動は不要なんです。朝1駅前で下車して職場まで歩いたり自動車で買い物に行っていたのを自転車や徒歩に変えたりすることを継続するだけで筋肉量は変わってきます。これまでよりも意識して水分を補給し身体を動かすだけでもふくらはぎの筋肉量は増えてくれます。

・体のケアをする。

運動をして汗を流したり、決まった時間にトイレに行って排泄したりすることはもちろん、1日の終わりにリンパのマッサージをして自ら老廃物を流すのも良いでしょう。

爽快整体院で整体を受けて頂いている患者様達はこういったケアも同時にされているので、定期的な調整でお体の状態が快適になってくれているのに気づいていただいています♬

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